たん吸引とは、気管切開などで、たんやつば、鼻水などの分泌物を、鼻から細いチューブを挿入して吸い出すことですが、これは医療行為にあたるため、これまでは医師や看護師のみが処置できるものとされていました。しかし、ALSの患者さんの場合などは頻繁にたんの吸引が必要となるため、厚生労働省は、一定の条件が満たされる場合**には、介護職員によるたん吸引を認める通知を出し、介護スタッフの対応が可能となっています。

**定期的な診療や訪問介護を実施する。医師などがたんの吸引方法について指導する。本人の同意を得ることなど。全ての介護施設でこれらの条件が満たされる訳ではありません。